代表的な筋肉をご紹介します。
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目次
頚部を伸展させる時に働く筋肉
板状筋(バンジョウキン)
頚棘筋・胸棘筋(ケイキョクキン・キョウキョクキン)
板状筋は頭部の進展の回に解説しました。
頚キョク筋は脊椎にそって胴体の深部にありますが、触れて確認することは難しいです。
人間と一緒に暮らす犬は、常に見上げる姿勢をしています。
この時働く筋肉がこれらの筋ですので、高齢犬でなくてもほぐしてあげる必要のある子は多いです。
更に高齢犬なると、首が下がってきてしまう子がいます。
そんな子達の場合、これらの筋肉をゆるめ使いやすい状態を維持してあげることが大切になります。
頚部を側屈させる時に働く筋肉
[首の側屈とは]
首を左右に振る動きです。

肩甲横棘筋(ケンコウオウキョクキン)
胸骨頭筋(キョウコツトウキン)
板状筋(バンジョウキン)
頚棘筋・胸棘筋(ケイキョクキン・キョウキョクキン)
頸部の側屈に働く筋肉は、頚部の屈曲に働く筋肉とかぶっています。
それぞれの筋肉は脊椎を挟んで左右に存在し、両方いっぺんに収縮すると屈曲となり、片側ずつ縮むと側屈となります。
肩甲横キョク筋は肩甲骨や固定されている状況なら、頭部の屈曲を起こします。
横になっている時など前腕に荷重がかかっていない状況では、この筋肉が収縮することによって肩甲骨が頭側に引き上げられる動きがおこります。
したがって肩甲横キョク筋は 前腕の挙上にも働くということになります。
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