新たに認定証を設けた理由

犬の整体師養成講座を修了した方々にはもれなく”修了証・もしくは認定証”を発行してきましたが
犬の整体師養成講座が犬の整体研究所に移管されたのちは
卒業生には”修了証”を発行、および再発行させていただきます。

近年”整体”と称して、もしくは全く違う名称だけど非常に浅い機能解剖学の知識で犬を触る人々が現れはじめ
それを教えるセミナーや講座も増えてきました。
中には目を疑う内容のものもあります。

今後”犬の整体”と称して当講座の卒業生の皆様が犬を揉んでいくにあたって
機能解剖学に即していて、怪しげな施術とは一線を画している。ということを周知していきたい。
という強い願いから
“講座を受講しました”という”修了証”とは別に
“講座修了後も施術と検証を重ね、ブラッシュアップを続けています”という証として
新たに犬の整体研究所から”認定証”を発行していきたいと考えました。  

修了証と認定証との違い

誤解していただきたくないことは”修了証だけでは犬の整体師を名乗ってはいけない”というわけではない。”ということです。
あくまでも犬の整体師養成講座は”犬の整体師”を養成する講座ですので
講座をご受講いただいた時点で修了証を発行いたします。

ですが、卒業生の皆様はすでにお気づきとは思いますが
機能解剖学に即して犬を施術し、その子の状態や変化の詳細を飼い主さんに伝えるのは簡単なことではありません。
ある程度のセンスと継続的な経験の蓄積が必須なのです。
“受講した時点で100点満点”とは、残念ながらいかないのが現実です。

それをわかっているからこそ、当講座は何度でもリピート受講が可能。というスタイルを貫いてきました。

当講座も気づいたらもう8年。卒業生は120人を超えました。
当然、その中にはもう犬を揉んでいない方もいらっしゃいます。
他の手技や知識、他のサービスと組み合わせて展開されている方もいらっしゃいます。
これ以上のブラシュアップは必要ないと感じている方もいらっしゃるであろうことはもちろん存じております。
なので認定証は”犬の整体師を名乗る人はすべて取得すべき”ものとは考えておりませんので
どうぞ誤解のないようにご理解いただければと思います。

認定証の意義

今後犬の整体師としてさらに学びを深めていきたい方々
施術とその考察をブラシュアップしていきたい。
一つでも多くの症例を知って、飼い主さんに安心感を与えられる施術者を目指したい。
機能解剖学の更なる詳細を学び、効果的な施術を研究していきたい。

そう考える方々の支えとなり、自信につなげるために情報共有の場として
令和4年12月から定期的にオンラインにて卒業生向けのオンライン勉強会を開催したいと思います。
詳細は下記に記します。

一人より二人、二人より三人。
“本気で取り組む人”が増えれば増えるほど、お互いに学びが生じるものだということは
過去数年間のステップアップ講座の経験で強く感じ続けてきました。
新しい一頭の施術に向き合うためには、なるべく多くの症例の知識があった方がいいし
それぞれに対する解釈の仕方や対応の仕方の引き出しは、多い方が良いに決まっているんです。

そのために勉強会出席に向けて症例をレポートにまとめる。ということを課したいと考えています。
これも詳細は下記に記します。

”ホームページやSNSで発信はしているけど、内容に自信がもてない”
”自分一人の経験値では自信をもって施術できるようになるまでに何年かかるかわからない”
そんな不安を解消したいがための勉強会です。
自信がなくて大丈夫です。
自信がないけど、自信をつけたい人こそ、ぜひご参加ください。

そして勉強会に計6回、レポートとして症例をを共有し続けてくれた方には
(※勉強会にはレポート提出が無くても参加は可能です。)
その努力と技量と情熱を裏付ける証として犬の整体研究所から”認定証”を発行させていただきたいと考えております。

目的

認定書を設けた目的、そして勉強会を開催する目的は

〇症例を共有することで、より多くの症例に対応できるよう学びを深めあいたい。

〇自ら情報発信することへの自信をつけてもらいたい。

〇必要に応じて卒業生同士で横のつながりを深めていってもらいたい。

というものです。
勉強会は”仲間が集まってお互いに学びを深めあう”目的です。
ぜひ気張らず あるがままでご参加ください^^

勉強会

2月、5月、8月、12月頃 年4回開催予定です。

講座カレンダーに記載しますのでチェックをよろしくお願いいたします。

犬の整体師養成講座 (google.com)
↑講座カレンダー

ゆくゆく認定証の発行を希望する方は、
勉強会参加の際にレポートの提出をお願いいたします。

レポートの内容
〇ビフォーアフター動画
〇ビフォーアフター写真(あれば)
〇年齢、体重、施術を受けることになった経緯、コリのあった場所、ビフォーアフターの変化で感じたこと。
※提出はLINEもしくは当方公式LINEアカウントにてお願いいたします。

内容は簡潔で構いません。
日々の業務の中から切り取って共有しあうことになるわけですから
むしろできる限り簡潔にお願いします^^

ご提出いただいた施術レポートはいつでも皆で見返せるように卒業生向けのコンテンツページにシェアしていきます。

例えば、初めての症例、犬種などの予約が入った際に
他の方のレポートに目を通しておいて心の準備をしておく。
そんな活用ができたら素敵なんじゃないかな、と考えております。

参加費:1000円(当方の対応の手間もありますので、申し訳ありませんが参加費を1000円徴収させていただきます。)

認定証の発行条件

〇年間1回は勉強会に参加していること。

〇ホームページもしくはSNSにて犬の整体の施術実例に関する発信を継続していること。

〇上記ホームページもしくはSNSに犬の整体研究所からリンクを貼ることを許可していること。

認定証を取得するメリット

神戸の講師の先生の努力により八種類の犬種の骨格標本のデータを入手できることになりました。

7月には日大獣医学部の骨格博物館に特別に入らせてもらって犬種八種類の犬の骨格のデータを入手予定です。

チワワとバーニーズの肩関節や股関節のはまり具合、大腿骨滑車溝の深さの違い、橈骨と尺骨、脛骨と腓骨の太さの差など
今まで知りたくても知れなかった情報が入ってくる予定です。

また、念願かなって解剖学実習のDVDと、より詳細な解剖学書を入手できました。
それぞれはあまり有用ではないのですが、組み合わせてみると今まで考えもしなかった筋肉の使い方、
ストレッチのアプローチの仕方、これだと思って揉んでいた筋肉が違ったのではないか?
という疑問などが噴出しています。
これらも半年ほどかけてじっくり解析してテキストを編集し直していく予定です。


認定証を得ていただいた方々には更新されていく情報を共有していきたいと考えております。
それが認定証を皆様が得るメリットになることは確実です。

ステップアップ講座をすでにご受講の方へ

令和4年6月までの間にステップアップ講座をすでにご受講済みの方々には
ぜひ積極的に認定証を発行したいと考えております。
つきましてはまず今年度開催される勉強会にぜひご参加いただければと思います。

勉強会に参加したいけどタイミングが合わない場合

やる気はあるけど、予定が合わない、、、ということはあると思います。
その場合は勉強会の録画視聴およびレポートの提出(参加できない分、内容のチェックは多少厳しくなります)。という形にて”参加”といたします。