歪んでいるから歩行異常→歩行異常だから歪む

歩行が困難になる原因は
「使っている筋に偏りがある状態」
であることがほとんどです。

偏った体の使い方をしていると、必然的に使わない筋肉が発生します
筋肉は、使われなければ弱ってきます。動きもないので当然硬くなってきます。

こういった筋が結果として骨格をゆがめてしまいます。

骨格がゆがんでくると、余計に偏った体の使い方になってしまため
悪循環が断ち切れなくなってしまいます。

バランスよく全身の筋肉を使えるようになれば
歪みが改善する

この悪循環から脱するには、まずは歪みを正すこと
そして使えていなかった筋を、使えるようにすることが大切です。
要するに、筋トレをする。ということになりますが

はたして、犬に筋トレができるのか
この答えは”一緒に頑張りましょう”としか言えません。

しかし実際にこれまでの経験でちゃんとした結果が出ているケースが数々あるので、挑戦しない手はないと思います。

筋トレってどうやるの?

筋トレと言ってもなにも腹筋やスクワットをしましょう。というわけではありません。
ワンちゃんにできることで、必要な筋肉を使える動きを探していくのです。

それぞれのワンちゃんによって今現在できることが違うので、それぞれのワンちゃんにあわせてトレーニング方法を見つけなくてはいけないんです。

とっても簡単なことです。
たとえば、
ゆっくり歩いてみるとか。
スロープを登るとか。
お座りや伏せを繰り返す。といったものから
お散歩の際、リードを持つ手を変える。
などなど・・

わんちゃんのからだの状態や性格。
それ以外に独特な遊びや飼い主さんとのコミュニケーションのなかから、その子に独自のトレーニング方法が見つかっていくものです。

あきらめずにまず挑戦すること。
トレーニングに一番大切なことです。