Nちゃんビフォーアフター ①
11歳のNちゃんです。
背の湾曲と、立っている時に足がプルプルすることが気になる
とのことで整体を受けにいらっしゃいました。
飼い主さんは後肢の震えやふらつきが気になるとのことですが
実は前肢も動きに問題があります
背から見ると左右の肩甲骨の間が狭まっていて
肩甲骨の可動域を狭めてしまっています。
動画をじっくり観察すると
特に右前肢を前に引き出す際の歩幅がとても狭いことが分かります。
筋肉の着き方をみると、右の前モモの筋が衰えています。
その実、Nちゃんはもともと左前肢の前腕の骨が湾曲してしまっていて
体重を支えづらいということで
対角線で右後肢に体重をかけてきていたようなのです
その証拠に右のモモ裏の筋肉はしっかりしていました。
ただ、そのしっかりついていた右モモ裏の筋肉が固まってしまっていて
伸びにくくなっているため
右後肢の歩幅も狭くなってしまっています。
さらに、右後肢のモモ裏の筋肉が固まっているため
坐骨が引き下げられてしまい
腰がまるまってしまっています
施術後の動画を確認すると
前肢も後肢も歩幅が広くなっています。
そして坐骨を引っ張るモモ裏の筋がゆるんだため
腰回りの筋肉がスムーズに動くようになり
ロボットのようなギクシャクした動きがスムーズになりました。
体幹がゆるんだため、前肢と後肢の連動がスムーズになったことの表れです