Kちゃんの変化

Kちゃんは今の飼い主さんと半年前に出会った頃は
精神的なストレスから食事だできず
ガリガリに痩せてしまっていました。

今の飼い主さんに出会ってから
愛情に包まれてしっかり食事と運動をして体力を回復していきました。
しかし、飼い主さんは小梅ちゃんの歩き方が気になる。ということで
整体を受けにいらっしゃいました。


獣医さんからは「足の関節がゆるい」と告げられていたそうですが
どこを動かしても、靭帯がゆるんでいる感じはありません。

私の経験上、フレブルは往々にして後肢をおろそかに使う傾向がある。という考えがあります。

フレブルちゃんと会ったことのある方は想像がつくと思いますが
お散歩中はリードを引っ張りながら前傾で歩いてしまし
その際は体重がほぼ前肢に乗ってしまっています。

Kちゃんはこの半年でだいぶ筋力を回復させてきましたが
前肢の筋力の付き方に比べて、後肢が全体的に弱いのです。

なので、今後ちゃんと後肢を使って
後肢の筋力がしっかりしていれば、しっかり歩けるようになる。と思います。

Kちゃんは前肢に8割以上の体重を乗せているようで
前肢に重心を近づけるために、前肢のスタンスがとても広くなっています。
そしてスタンスを広くとるために、肩の位置が広がっていて
背中では左右肩甲骨の上角がくっつきそうなほど近づいてしまっています。

今回の施術は
この前肢のスタンスを少し狭めて
後肢にも体重が乗るようにし
同時に後肢の神経の反応を高めて
結果として後肢をしっかり使えるようにしてく。
ということを目標として施術しました。
結果は

前肢のスタンスが狭まったのがはっきりとわかります。
そして
浅井小梅270912 肩甲骨間の変化
肩甲骨上角の幅が広がったのもはっきりと見て取れますね。

後肢は特に右が苦手のようで
筋力が極端に弱かったのですが
熱心な飼い主さんに セルフケアと筋トレをお願いしたので
きっと回復していくことでしょう。

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